ビジュアル系ロックの象徴的存在であり、X JAPANやThe Last Rockstarsのリーダーとして知られるYOSHIKI。最近、医師から「ドラマーとして続けるか、引退するか」の決断を迫られているとの報道が相次ぎ、ファンや海外メディアにも大きな波紋を広げています。本記事では、最新の海外報道を中心に、その背景と今後の展望を整理します。

1. 海外メディアはどう報じた?

現状、海外メディア(英語圏)で「引退決断を迫られている」と報じた事例は少ないものの、これまでYOSHIKIは度重なる手術や首への負荷により、引退の可能性が語られてきました。特に2017年のBBC報道では、医師から「ラグビー選手なら引退レベル」と診断されたことも紹介されています。

また、海外の一部メディアはYOSHIKIの「首の痛み」「過去の手術歴」に注目し、今回の医師からの“決断の提案”は重みあるものであると評価しています。

2. 報道の背景:過去3度の首手術と身体への負荷

  • 2017年:人工頸椎ディスクの挿入手術を受けた経緯が海外でも報道されました。「ラグビー選手なら引退」と言われるほど首の損傷が深刻だったという報告もあります。
  • 2024年10月:3回目となる首の手術を日本で実施し、東京ドームでの本格復帰を目指しました。
  • 手術後も、首だけでなく精神的にも不安定さが見られ、「Drummerとしての復帰か引退か」の岐路に立つ状況と伝えられています。

3. 医師から“決断を迫られた”真実

2025年7月9日、YOSHIKI自身がX(旧Twitter)で、「医師から、Drummerを続けるか、引退するかの決断を迫られている」ことを明かしました。
この告白は、日本だけでなく海外のファンにも伝播しており、今後の活動に関する注目度が高まっています。

4. ファンや海外コメントは?

海外の掲示板などでは、YOSHIKIのドクターストップと負荷に対し心配の声が広がっています。過去の投稿では、「彼はもう限界に近い。いつ引退してもおかしくない」との声があり、首手術の回数に対し懸念が見られます。

5. 引退するなら“何を残すべきか”?

もしYOSHIKIがドラマーとしての引退を選ぶとしたら、その一方で残せるものもあります。彼はドラマー・ピアニストにとどまらず、映画監督やクラシック作曲家としても才能を発揮してきました。特に2023年に公開された音楽ドキュメンタリー『Yoshiki: Under the Sky』は海外での評価も高く、音楽監督・映画監督としても注目される存在です。

6. 今後の注目ポイント

  • 世界ツアー・東京ドーム公演の見通し:医師の判断次第では今後の音楽活動全体に影響が及ぶかもしれません。
  • 引退選択後の事業展開:作曲、映画、ファッション、チャリティ活動など、YOSHIKIは既に多岐にわたってアクティブです。

YOSHIKIの「引退か続行か」の決断は、単なるパフォーマンス面にとどまらず、アーティストとしての生き方そのものを問う岐路です。今夜の配信で語られる“真意”が、ファンのみならず音楽業界全体に大きな影響を与えることでしょう。私たちも、引き続きその動向を見守っていきます。