『刀鍛冶の里 繋いだ絆編』とは?放送・上映情報をおさらい
「鬼滅の刃『刀鍛冶の里 繋いだ絆編』」は、TVアニメ『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』のクライマックスを
再編集した特別編です。
刀鍛冶の里編は全11話で放送され、物語は炭治郎が刀鍛冶の里で刀を打ち直す中で
上弦の鬼・半天狗、玉壺と戦う激闘が描かれます。
特に『繋いだ絆編』は第6話〜第11話にあたる、半天狗との死闘と柱たちの覚醒、仲間たちの絆が
試される感動のシーンをまとめたもの。
2024年5月にフジテレビで特別放送され、2025年6月には一部劇場でも期間限定で上映され話題を呼びました。
『繋いだ絆編』のあらすじを徹底解説!
炭治郎、禰豆子、玄弥、霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃――
刀鍛冶の里に襲来した上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺を相手に、柱と剣士たちは己の限界を超えて戦います。
半天狗は怒りや恐怖といった感情で分裂を繰り返す厄介な鬼。
本体を探し出して首を斬らなければ勝てません。
炭治郎と玄弥は息を合わせ、禰豆子の鬼の力も借りながら何度も追い詰めますが、
分裂体の「憎珀天(ぞうはくてん)」が現れ、戦いは一気に激化します。
一方、時透無一郎は玉壺との戦いで刀鍛冶の少年・小鉄の勇気に心を動かされ、
自らの心の霞を晴らし覚醒。柱としての本領を発揮し、玉壺を撃破します。
恋柱の甘露寺蜜璃は憎珀天の猛攻を一身に受け止め、炭治郎たちの突破口を切り開くために戦います。
蜜璃の華麗で力強い戦いと、仲間たちが信頼し合い力を繋いだ末、ついに半天狗本体を追い詰める炭治郎。
禰豆子の機転と自己犠牲もあり、半天狗を完全に討伐し、刀鍛冶の里を守り抜くのでした。
見所① 柱たちの覚醒と成長
『繋いだ絆編』の大きな見所は、霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃の活躍です。
無一郎は過去の記憶を取り戻すことで本来の力を発揮し、単独で上弦の伍・玉壺を討つ強さを見せました。
彼の中の「霞」が晴れるシーンは多くのファンを泣かせ、柱としての存在感が一気に増しました。
また、甘露寺蜜璃は可愛らしい見た目とは裏腹に、上弦の分裂体・憎珀天と正面から渡り合うほどの剛の者。
彼女の戦闘スタイルや“恋の呼吸”の美しい剣さばきはアニメならではの作画で圧巻です。
見所② 半天狗との激闘と絆の意味
もう一つの見所は炭治郎と禰豆子、玄弥の絆です。
半天狗戦は炭治郎の頭脳戦と仲間を信じる心が試され、禰豆子の決断が物語に大きな影響を与えます。
特にラストの禰豆子が日の光を克服するシーンは、『鬼滅の刃』という作品全体にとっても大きな転換点。
炭治郎が「仲間と共に戦うことで道が拓ける」という鬼滅のテーマを体現しており、
刀鍛冶の里編のクライマックスにふさわしい感動の展開となっています。
『刀鍛冶の里編』をさらに楽しむポイント
刀鍛冶の里編は今後の鬼滅の刃ストーリーにも大きく繋がる重要な章です。
ここで柱たちの絆が深まったことで、次章「柱稽古編」や最終決戦への布石がしっかりと描かれています。
原作未読の方は、漫画とアニメを比較しながら見るのもおすすめ!
無一郎や蜜璃の原作シーンの違いを知ることで、アニメスタッフの演出意図がより深く味わえます。
まとめ|繋いだ絆編を観るなら見逃し配信も要チェック!
『鬼滅の刃 刀鍛冶の里 繋いだ絆編』は、鬼滅ファンにとって必見の特別編です。
これから続く柱稽古編、最終決戦編に向けて、刀鍛冶の里編で深まった絆がどう活かされるのか――
2025年7月6日(日)19:00~ フジテレビ系列で放送されます。