東京都出身、23歳(2025年現在)。若手女優としてその確かな演技力と存在感で注目を浴びる花瀬琴音(はなせ ことね)さんが、2025年公開の話題作『8番出口』に出演することが発表されました。本記事では、彼女のこれまでの歩みをじっくり振り返りながら、『8番出口』への出演がもたらす意味を探ります。

基本プロフィール:誕生から現在まで

  • 生年月日・出身地:2002年4月22日生まれ、東京都出身
  • 所属事務所:現在はソニー・ミュージックアーティスツ所属(以前はサン・オフィス)
  • 身長・血液型:159cm、B型
  • 特技・趣味:ダンス、ものまね、子供の面倒を見ること。趣味は散歩、映画鑑賞、漫画など

初期の軌跡:舞台・ドラマへの挑戦

彼女の芸能活動の原点は幼少期に憧れた安室奈美恵さんの存在にあり、小学生から芸能スクールに通い始めたことがきっかけでした。しかし歌手の道を進むことは早々に断念し、「表現者としての自分」を探し舞台へと舵を切ります。

以降、2017年にはテレビドラマ『下剋上アイドル』(高円寺夏海役)で主演を務め、舞台の経験と併せて演技力を磨いてきました。

その後も、舞台では『東京リベンジャーズ』のヒロイン・橘日向役への抜擢など、確かな成長の足跡が見えます。

引用:ナタリー

ブレイク作『遠いところ』とその評価

2023年、映画初主演となる『遠いところ』で、花瀬さんは主人公アオイを演じました。その役作りの一環として、撮影の1カ月前から沖縄に暮らし、習慣や方言、生活様式を徹底的に取り入れる情熱を見せました。

この作品は、沖縄県内で洋画も含めた劇場映画動員数で年間ランキング10位に入るヒットに。また、花瀬さんは以下の新人賞を受賞しています:

  • 第37回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞
  • 第33回日本映画批評家大賞 新人女優賞(小森和子賞)
  • 第2回女性記者ライター映画賞 最優秀新人賞

引用:X

2024–2025年:映像作品への飛躍

以降、彼女の出演作はめざましいペースで増加。ウェブドラマ、TVドラマ、舞台の他、2024年にはNetflix配信の『パレード』(リナ役)、映画『PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて』(2024)、さらに声優としてアニメ『すずめの戸締まり』(海部千果役)にも挑戦。

2025年にはさらなる出演作が控えており、『九龍ジェネリックロマンス』『夏の砂の上』など、幅広い作品に出演予定です。

『8番出口』出演決定!注目される理由

2025年8月29日公開の映画『8番出口』。インディーゲーム「8番出口」を原作とし、川村元気監督が実写化したサバイバルホラー・サスペンスです。主演は二宮和也さん、共演に小松菜奈さん、河内大和さん、浅沼成さんと並び、花瀬琴音さんの名前がクレジットされています。

二宮和也さん演じる“迷う男”の周囲での“異変”を探す展開において、花瀬さんがどんな役どころを担うのか、非常に興味深いところ。これまでの全力投球の姿勢と評価が、ゲーム原作という独特の世界観を持つ本作でも存分に活かされることに期待が高まります。

引用:モデルプレス

まとめ:これからの花瀬琴音さんに期待すること

幼少期の夢から自らの道を模索し、舞台・映像で確かな実績を積んできた花瀬琴音さん。『遠いところ』でのブレイクから数年、今や映画、ドラマ、アニメ、舞台とジャンルを問わず飛躍を見せています。

そして2025年公開の『8番出口』では、さらなる注目の舞台に。恐怖と謎に満ちたドラマの中で、花瀬さんがどんな存在感を放つのか、映画ファン、演技ファンともに見逃せません。

今後も彼女の進化と活躍に、目が離せません。