李いぜんとは?プロフィールまとめ
中国・北京出身のお笑い芸人・李いぜんさん(26歳)。
吉本興業に所属し、東大大学院に通いながら芸人活動を続ける異色の存在です。
可愛らしいルックスに加えて、中国と日本の文化の違いを笑いに昇華させる独自の芸風が注目を集めています。特に2024年のM-1グランプリ出場やテレビ番組「千鳥かまいたちアワー」での爆笑エピソードにより、一気に話題になりました。
芸人を志したきっかけは「嵐」と「森三中」
中学生の頃、嵐のバラエティ番組を見ていた李いぜんさん。
森三中が松本潤さんを爆笑させる姿を見て「私も日本で芸人になりたい」と決意します。
「日本のお笑いは多様性があり、百花繚乱である」と語る彼女は、北京で育ちながらも日本のバラエティ文化に強く惹かれたのです。
養成所面接の“伝説エピソード”
高校卒業後に来日し、吉本興業の養成所の面接に挑戦しました。
しかし日本語もままならない中で、面接会場の前にできた長蛇の列を「面接待ち」と勘違い。実は人気ラーメン店「ラーメン二郎」の行列で、2時間並んで面接に遅刻してしまったというオチ。
この失敗談は、後にテレビでも紹介され、彼女らしい“笑えるエピソード”として広まりました。
東大合格と留学ビザ取得の背景
無名の外国人芸人として日本に滞在するのは困難。
そのため李いぜんさんは、留学ビザを得るために東京大学を受験し、見事合格しました。
- 東京大学 → 大学院進学
- 理系科目が得意で物理に強み
- 芸人活動と学業を両立
さらにM-1出場を優先して必須授業を休み、単位を落として留年してしまったことも。「優先順位がおかしい!」とツッコミたくなる一方で、芸人としての覚悟を示す出来事でもあります。
テレビ出演「千鳥かまいたちアワー」で大ブレイク
李いぜんさんを一躍有名にしたのが、バラエティ番組「千鳥かまいたちアワー」です。
代表的な爆笑エピソード
- 苗字「李」は中国に1億人以上いると紹介 → 「日本人の“佐藤”レベル」と笑いを誘う。
- 大吾さんのモテぶりを「万里の長城より長い行列」と表現。
- ノブさんについては「パンダの数より少ない」とボケ、会場は大爆笑。
文化の違いを巧みにネタにし、誰もがイメージしやすい比喩で笑いを生む点が高く評価されています。
M-1グランプリ挑戦「いぜんポット」
2024年のM-1グランプリには「いぜんポット」というコンビ名で初挑戦しました。
相方は吉本芸人の渡辺ポットさん。
ネタの特徴
- 自己紹介を中国語で始め、相方に「伝わらんわ!」とツッコませる。
- 「東大は留学ビザのために入った」など自虐的な高学歴ネタ。
- 「授業は全部サボった」と開き直り、観客を爆笑させる。
結果は3回戦敗退でしたが、観客に強烈な印象を残しました。M-1後にはSNSで「新しいスター候補」として注目が集まりました。
東大院生芸人としての今後の展望
李いぜんさんは、東大大学院に通いながら芸人活動を続けています。
将来は芸人としてだけでなく、持ち前の知性を活かして情報番組のコメンテーターや、難しい理系の話を分かりやすく面白く伝える存在になることを目指しています。
また、語学力を生かした国際的な活動や、アジア圏のバラエティ出演の可能性も秘めています。
まとめ:李いぜんは「次世代を担う知性派芸人」
中国・北京出身、東京大学大学院生という異色の経歴を持ちながら、日本のお笑い界で存在感を発揮する李いぜんさん。
- 出身:北京
- 所属:吉本興業
- 特徴:異文化ネタ、高学歴ネタ、愛される天然エピソード
- 実績:M-1グランプリ出場、テレビ出演多数
今後、芸人としてだけでなく、知性と国際感覚を持つ新しいタイプのタレントとしても活躍が期待されます。
彼女の今後の飛躍に注目していきましょう!